成人式の前撮りはドレスでも撮影可能?
成人式といえば、振袖のイメージが強いでしょう。しかし、最近では、成人式の前撮りで振袖だけでなく、ドレスでも前撮りが多くなってきました。ドレスで、おしゃれに成人の思い出を作る女性が増加しています。今回は、一生に一度の記念すべき成人式の前撮りに向けてご紹介したいと思います。
成人式の前撮りでもドレスが着られるってホント?
成人式といえば、振袖という印象が強いかと思いますが、もともと、定められている衣装はないので、ドレスでも振袖でも可能です。
ドレスは普段着ることが少なく、着るとしたら、お呼ばれや結婚式くらいです。成人式などの記念日に、ドレス姿で写真を撮るのは悪くありません。
前撮りの撮影は、ドレスと振袖、両方とも可能で、凛々しい雰囲気の振り袖姿や可愛らしいドレス姿の自分も残せます。近年では、成人式の写真にドレス姿で撮影する人が増えています。
前撮り用のドレスの選び方は?
選び方について、いくつかポイントがあります。ぜひ、参考にしてみてください。まず、ドレスそのもの、そして、色味や形、デザインから選ぶのもよいでしょう。リボンなどのモチーフやブランドもの、また、体型をカバーする基準から選ぶのもよいです。
ドレスを購入の場合
メリットは、たくさんのドレスのなかから、自分好みの一着を選べることです。成人式の撮影以外でも、お呼ばれや結婚式などでも着られます。
デメリットは、レンタルよりも値が張り、場合によっては持ち込み料がかかることです。将来のことを考えてドレスを選ぶと、歳を重ねた自分には似合わない可能性もあります。
購入できる場所は、路面店やネットショップがあり、料金相場は1~3万円ほどです。ブランドのドレスの場合は、3~5万円ほどかかります。振袖と比べると、かなり安く抑えられるでしょう。
自前のドレスの場合
撮影で着用するドレスは、自前で持っていくのもよいでしょう。祖母や母親、姉から受け継いだものなどです。
メリットは、事前の準備が少なく、楽に進められ、お金がかからないことです。また、思い出のあるものや形見などを使うと、印象に残る写真の撮影になります。
デメリットは、撮影場所やスタジオによって持ち込みの手数料がかかることと、自前なので、フレッシュな気分で新しい気持ちにはなれないことです。
ドレスをレンタルする場合
レンタルのメリットは、購入よりも料金がお手頃になり、手元での管理コストがかからないことです。
デメリットは、スタジオにあるドレスのなかから選ぶため、振袖よりも種類が多くないことです。仮に汚れや傷が付くと、メンテナンス代を払う必要があるかもしれません。
主なレンタル先は、撮影予定のスタジオもしくは、ドレスのある貸衣装店やネットの貸衣装専門サイトです。値段の相場は、1着あたりの5,000~6,000円ほどで、購入よりもコストを安く抑えられます。
ドレスの色で選ぶ場合
撮影において、ドレスの色に決まり事はありません。自分に合う色や好みを見つけ、最大限に自分の魅力を惹きだし、素敵な成人式写真を残しましょう。
全体的にふんわりと華やかなピンクや、エレガントで圧倒的な存在感のある赤やボルドー、清楚な印象の爽やかな寒色系の水色に、優しく上品なナチュラル印象の黄緑系は、可愛らしい雰囲気に仕上げてくれます。
また、着痩せ効果がありシック印象のネイビーや濃い青色、洗練された印象の紫系にスタイリッシュでクールな印象の濃いグレーや黒など、大人っぽい雰囲気にしてくれます。
ドレスの形やデザインについて
Aラインのドレスは、スラッと広がり、大人っぽく上品な印象になります。また、小顔に見え、脚が長く見えます。
プリンセスライン(ベルライン)のドレスは、ウエスト回りがふんわりボリュームあり、ウエストが細く、シルエットを美しくしてくれます。
マーメイドラインのドレスは、ボディーラインを綺麗に見せるので、スラッと広がり全体を美しくしてくれます。
また、ミニドレスもおすすめで、ミモレ丈、前だけ短めのミニドレスなど、フレッシュな印象を与え、若さが際立つ、今しか着られないドレスです。
次は、リボンやお花など、ドレスのモチーフやデザインについて
リボンがモチーフのドレスは、キュートで存在感抜群です。リボンやオーガンジーリボンなど、印象が違うので、自分に合うものを見つけていきましょう。
お花をあしらったドレスは、可憐な印象を与え、華やかな美しさに仕上げてくれます。レース系は、クラシカルな雰囲気になり、ナチュラルな大人っぽさを演出してくれます。
刺繍のあるドレスは、個性的でオシャレな印象を与えます。さりげなく挑戦したい人におすすめです。
体型の悩みを中心に選ぶ場合
二の腕がコンプレックスの方は、レース素材の長袖や半袖でスッキリ感を出し、首回りの悩みの方は、ハイネックのデザインで、首元の引き締まりと長さを出すとよいでしょう。
低い身長や細身の方は、暖色系カラーのAラインドレスで縦ラインを強調することで、身長が高く見えます。少しふくよかな方は、色系カラーで、スッキリなAラインドレスにするとよいでしょう。
和装・洋装での前撮りにおすすめのプランとは
通常の成人式の写真撮影のプランは、撮影、着付け、ヘアメイク、衣装のレンタル代が込みのプランですが、ドレスを着用する場合は、通常プランに加え、追加料金がかかります。
お店によっては、すでにプランに含まれ、撮影・着付け・ヘアメイク・衣装2着(振袖とドレス)の撮影で、10万円~15万円が平均的な相場になります。2着の撮影で、4~6カット選ぶと、トータル15万円~18万円くらい見積もるといいでしょう。
持ち込み料が別の場合もありますので、ご留意ください。お店によって料金やプラン異なるため、検討されている方は、事前に確認するとよいでしょう。
まとめ
本記事では、成人式の前撮りでドレスを選ぶときの基準や役立つポイントについて解説しました。それぞれメリット、デメリットがありますが、一生に一度の成人式撮影なので、この機会に自分に合う衣装を見つけ、予算や都合に合うプランにしてください。本記事が、成人式の前撮りでドレスを考えている方のお役に立てれば幸いです。