成人式の前撮りにかかる時間は?工程や準備すべきアイテムもチェックしよう
成人式の前撮りは、時間に余裕を持って記念写真撮影に臨めるのが魅力です。しかし、その撮影にはいったいどのくらいの時間がかかるのか、所要時間を気にする方も少なくないでしょう。本記事では、前撮り撮影における時間について、各工程にかかる時間も併せてお伝えします。また、当日の準備として持っていくとよいアイテムも紹介します。
成人式の前撮り撮影の所要時間は?
成人式の前撮りの所要時間は、撮影スタイルによって異なります。スタジオ撮影とロケーション撮影、それぞれにかかる時間を見てみましょう。
スタジオ撮影なら3~4時間
スタジオ撮影では、一般的に3〜4時間程度が目安とされています。
ただし、撮影するフォトスタジオや、着付けやヘアセットの有無によっても、撮影時間に違いがあります。前撮りでは、ヘアメイクや着付け、撮影、着替え、写真選びなどさまざまな工程があり、想像している以上に時間を要します。
そのため、前撮りを予定している当日は、余裕を持ってスケジュールを組むことが重要です。最近では、新成人の負担を軽減するために、撮影は手早く行い、写真選びはオンライン上で自宅からできる写真館も増えています。必要に応じて、短時間で済ませやすいスタジオを選ぶこともおすすめです。
ロケーション撮影は6時間近くに及ぶこともある
ロケーション撮影では、移動時間を含めると、スタジオ撮影よりもプラスで1〜2時間かかることが一般的です。
そのため、4〜6時間程度の撮影時間がかかるケースもあります。また、撮影場所が遠方の場合は、1日がかりの撮影になる場合もあります。
シーズン中は待ち時間が必要なケースも
シーズン中はスタジオが混雑し、待ち時間が発生する場合あります。
とくに12〜1月の成人式シーズンは、余裕を持ったスケジュールを組むことが推奨されます。待ち時間を考慮に入れて、十分な時間を確保しておくことで、ストレスを軽減し、撮影当日をより快適に過ごせます。
前撮り撮影の工程と時間
前撮り撮影は、ヘアメイク、着付け、記念写真撮影、写真の選定という工程で進行します。
工程ごとにかかる時間も一緒に詳しく見ていきましょう。
ヘアメイク:約1時間~1時間半
ヘアメイクは、写真撮影において大きな要素の一つであり、しっかりと仕上げるためには時間をかける必要があります。
そのため、ヘアメイクには1時間〜1時間半程度かかるケースが多いです。ヘアメイクさんとの打ち合わせを通じてイメージを確認し、希望を伝えることが重要です。
着付け:約30分~1時間
振袖の着付けには、1着につき30分〜1時間程度の時間が必要です。
複数の振袖を着る場合や、複雑な着付けスタイルを希望する場合は、さらに時間がかかる場合があります。着付けをする前にお手洗いを済ませ、着付けの感覚を覚えておくことが大切です。
記念写真撮影:約30分~1時間
スタジオでの記念写真撮影には、30分〜1時間程度の時間が必要です。
フォトスタジオによってセットや撮影スタイルは異なりますが、事前に写真のイメージを決めておくと、効率的に撮影を進められます。ポーズや表情についても事前に考えておくとよいでしょう。ロケーション撮影の場合は、何ヶ所で撮影するかによって撮影時間が大きく変わります。
写真の選定:約1時間
撮影後、選んだ写真の選定には約1時間程度かかります。
撮影した写真のなかから最良のものを選ぶ作業は時間を要しますが、大切な思い出を残すためには重要な工程です。また、選定した写真が実際に手元に届くまでには、2週間〜1か月程度かかります。
成人式の前撮り撮影で準備しておくもの
成人式の前撮り撮影に臨むにあたり、いくつか自身で準備しておくとよいものがあります。
撮影時間を快適に過ごすために、あると役立つアイテムをご紹介します。
飲み物
スタジオ撮影やロケーション撮影でも、喉が渇いたときに備えて飲み物を持参しましょう。
スタジオでは待合室などで提供される場合がありますが、常に手元に置けるようにペットボトルなどの飲み物を用意しておくと安心です。また、メイク崩れを防ぐためにストローを使用するのもおすすめです。
小腹用の軽いお菓子
撮影中に空腹を感じる場合があるため、一口サイズのお菓子を準備しておくと便利です。
あめやラムネなど小さなお菓子を口にできると、長時間の撮影でも気分転換になります。スタジオによってはお茶やお菓子を提供してくれる場合もあるので、事前に確認するとよいでしょう。
撮影できる端末
フォトスタジオによっては、自分のスマートフォンやカメラでの撮影が許可される場合があります。
撮影の合間に自撮りを楽しんだり、家族との写真を撮ったりすることで、より思い出深い撮影になります。
イメージ画像やメイク道具
理想のイメージや希望するメイクがある場合は、参考となる雑誌の切り抜きや写真を持参しましょう。
口頭での説明よりも、画像を見せる方がスタッフとのコミュニケーションがスムーズになります。また、自分の使いたいメイク道具がある際には、事前にその旨を伝えたうえで持参しましょう。
常備薬
撮影中に体調を崩してしまうことも考えられるため、念のために常備薬の持参をおすすめします。
振袖の着用感や撮影の緊張から体調を崩しやすいこともあるため、急な体調不良に備えておくことが重要です。
まとめ
成人式の前撮りはスタジオ撮影では3〜4時間、ロケーション撮影ではそれ以上の時間がかかる場合があります。撮影の工程としては、ヘアメイクに1時間〜1時間半、着付けに30分〜1時間、記念写真撮影に30分〜1時間、写真の選定に1時間ほどの時間が必要です。撮影当日の準備として、飲み物や軽いお菓子、撮影端末などを持参することが大切です。また、撮影中に体調を崩すことも考えられるため、常備薬も忘れずに用意しましょう。準備を整え、思い出に残る素敵な成人式の前撮りを楽しみましょう。